ぎっくり腰を繰り返さないために 〜普段からのケアが未来を守る〜

こんにちは。山梨県富士川町の「吉原氣療院」院長・吉原由行です。

今日は、「ぎっくり腰」についてお話ししたいと思います。

ぎっくり腰は、ある日突然やってきます。
でも、本当に「突然」なのでしょうか？

先日、当院に43歳の介護職の男性がぎっくり腰で来院されました。

10年以上前に腰のヘルニアと診断されたことがあり、今回のぎっくり腰は 「朝起きた瞬間に激痛！」 というもの。

「重いものを持ったわけでもないのに、なぜ…？」
と思われるかもしれませんが、実はこれ、よくあるパターンなのです。

今回はこのケースをもとに、ぎっくり腰の原因・予防法・再発を防ぐためのケア についてお伝えします。

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ぎっくり腰の原因 – 突然じゃなく、積み重ねの結果

ぎっくり腰は、「魔女の一撃」とも呼ばれるほど、突然の激痛で動けなくなることが特徴ですが、実は、その前から腰の状態は限界ギリギリになっていることがほとんどです。

例えば…

• 顔を洗おうとした瞬間
• 靴を履こうとした瞬間
• 椅子から立ち上がろうとした瞬間

何気ない動作でぎっくり腰になってしまうのは、腰の状態がすでに一杯一杯の状態だから です。

今回の患者さんのように、「朝起きた瞬間に痛みが出た」 というケースも多いのですが、これは 「寝ている間に腰の血流が悪くなり、筋肉が硬くなっている」 ことが影響しています。

つまり、ぎっくり腰は「突然起こるもの」ではなく、腰の疲労が限界を超えたときに、最後のひと押しで発症する のです。

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ぎっくり腰を繰り返す人の共通点

「一度ぎっくり腰をやった人は、またやる」
これはよく言われることですが、実際に当院でも多くの方が 「何度もぎっくり腰を繰り返している」 状態で来院されます。

特に、介護職・看護職・運送業・建築業など、腰に負担のかかる仕事をしている方に多く見られます。

共通点として、「痛みがあるときは来院するけれど、治ったら来なくなる」 という方が非常に多いのです。

実際、今回の患者さんも施術後は 「スッキリ歩ける！」 と言ってお帰りになりましたが、その後の予約はありませんでした。

しかし、ぎっくり腰の本当の怖さは、また繰り返すことにあります。

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「痛み100」になってからでは遅い！ – 60〜70でケアする重要性

ぎっくり腰は、一度治ったからといって安心してはいけません。

なぜなら、ぎっくり腰を繰り返すたびに、腰のダメージが蓄積していくから です。

例えば…

❌ ぎっくり腰をやる → しばらく痛い → 施術を受ける → 痛みが取れる → 何もしない
⬇
✅ ぎっくり腰をやる → 施術を受ける → 定期的にケアをする → 再発を防ぐ

これが理想の流れです。

ぎっくり腰は 「100の痛みになってから治療する」のではなく、普段から「60〜70の段階でケアする」 ことが大切。

特に40代を超えたら、「ぎっくり腰をしないために」月1回または2ヶ月に1回のメンテナンス を習慣にすることをおすすめします。

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ぎっくり腰を防ぐためのセルフケア

日常生活でできるぎっくり腰予防のポイントをいくつか紹介します。

① 朝起きたら、すぐに動かない！

② 腰を冷やさない

③ 長時間同じ姿勢を続けない

④ 適度な運動を取り入れる

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まとめ – ぎっくり腰を繰り返さないために

ぎっくり腰は突然のように思えて、実は 「普段の腰の状態が限界を超えた結果」 起こるものです。

• ぎっくり腰は繰り返しやすい！
• 「100の痛みになる前に、60〜70でケアする」ことが大事！
• 定期的なメンテナンスで将来の健康を守る！

特に、介護職や重いものを持つ仕事の方は要注意。

腰がダメになってしまうと、仕事を続けるのが難しくなる可能性もあります。

「痛みが出てから慌てる」のではなく、「痛みがないうちにケアする」意識を持つことが、ぎっくり腰の再発予防につながります。

もし、「腰の違和感がある」「ぎっくり腰を繰り返している」という方は、ぜひ吉原氣療院へご相談ください。

あなたの腰を、未来まで元気に保つために！

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