【ゴルフ肘がなかなか治らない理由】肘だけを治療しても改善しない人が見落としていること

みなさん、こんにちは。
山梨県富士川町の氣功整体、吉原氣療院の院長、吉原由行です。
「ゴルフ肘と言われて治療を続けているのに、なかなか良くならない。」
そんなご相談をいただくことがあります。
病院では
「上腕骨内側上顆炎」
「使い過ぎ」
「炎症」
と説明されることが多く、
湿布や痛み止め、サポーター、リハビリなどが行われます。
もちろん、それで改善する方もいらっしゃいます。
しかし、何か月も痛みを繰り返している方は、
本当に肘だけが原因なのでしょうか。
私はそうは考えていません。
ゴルフ肘は「肘の病気」ではなく、「肘に負担が集中した結果」である
ゴルフ肘とは、
肘の内側にある腱へ負担が繰り返しかかることで起こる症状です。
しかし施術では、
「なぜそこへ負担が集中したのか」
という視点がとても重要です。
同じ動きをしていても、
ゴルフ肘になる人と、
ならない人がいます。
その違いは、
肘そのものではなく、
体の使い方にあることが少なくありません。
肘は腕だけで動いているわけではない。全身の連動性
物を持つ、
ドアノブを回す、
フライパンを持つ、
ゴルフクラブを振る。
このような動作は、
手や肘だけで行っているように見えます。
しかし実際には、
肩・肩甲骨・胸郭・背骨・骨盤まで連動しています。
どこか一か所の動きが悪くなると、
その負担を別の場所が補うようになります。
その結果、肘の内側へ負担が集中してしまうのです。
肩甲骨が動かないと、肘が頑張り過ぎてしまう
施術をしていてよく見られるのが、
肩甲骨の動きが小さい方です。
肩甲骨は腕を支える土台です。
この土台が十分に動かない状態で腕を使い続けると、
前腕の筋肉ばかりが働きます。
その筋肉は肘の内側へ付着しています。
つまり、
「肩甲骨の動きが悪い」
↓
「前腕へ負担が集中する」
↓
「ゴルフ肘になる」
という流れが起こることがあります。
呼吸の浅さが、腕の使い方を変えてしまう
一見関係がないようですが、
呼吸も重要です。
呼吸が浅くなると、
胸郭の動きが小さくなります。
胸郭が十分に動かなければ、
肩甲骨も自由に動けません。
すると、
腕だけで作業する癖が強くなり、
結果として肘への負担が増えていきます。
東洋医学の視点:痛みがある場所だけでなく「巡り」を確認する
東洋医学では、
痛みがある場所だけを見ることはありません。
筋肉や関節だけではなく、
全身の巡りや体のバランスを確認します。
私は、
西洋医学の身体構造と、
東洋医学の巡りという考え方は、
対立するものではなく、
同じ体を別の角度から見ているものだと考えています。
だからこそ、
肘だけを診るのではなく、
全身の動きや呼吸、
巡りまで確認することが大切なのです。
【実際の施術例】肘以外の問題が解消の鍵となったケース

50代男性。
ゴルフ肘と診断され、
半年以上リハビリを続けていました。
肘の痛みは一時的に軽くなるものの、
ゴルフをするとまた痛みが出る状態でした。
体を確認すると、
肘よりも
「肩甲骨の可動性」
「胸郭の硬さ」
「首の回旋」
「体幹の使い方」
に問題がありました。
そこで、
肘だけではなく全身のバランスを整える施術を行いました。
すると、
ゴルフスイングでも肘へ負担がかかりにくくなり、
徐々に痛みは改善していきました。
吉原氣療院の「プラナ調律」によるアプローチ
吉原氣療院では、
ゴルフ肘だからといって、
肘だけを施術することはありません。
確認するのは
「肩甲骨の動き」
「胸郭の柔軟性」
「呼吸」
「首の可動域」
「骨盤のバランス」
「全身の連動」
です。
氣功整体「プラナ調律」では、
体全体の動きを整え、
肘へ負担が集中しにくい状態を目指して施術を行っています。
まとめ
ゴルフ肘がなかなか治らない方は、
肘だけに原因を求めていることが少なくありません。
しかし実際には、
肩甲骨や胸郭の動き、
呼吸、全身の連動、
体のバランスが関係していることもあります。
痛い場所だけを繰り返し治療しても改善しない場合は、
一度、体全体の使い方という視点から見直してみることを
おすすめします。

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