脳梗塞の後遺症に氣功整体という選択肢―構音障害・嚥下障害でお悩みの方へ―

こんにちは。
山梨県富士川町の氣功整体、吉原氣療院の院長、吉原由行です。
今回は、脳梗塞の後遺症として現れる構音障害(言葉がうまく発せられない)や嚥下障害(水分などを飲み込みにくい)に対して、氣功整体でどのようなサポートが可能なのかを、実際の施術例とともにご紹介します。
若くして脳梗塞を経験した男性のケース
最近、50代の男性がご来院されました。
脳梗塞の後遺症で、言葉が滑らかに出ず、「か行」「ぱ行」などの発音がしにくい。
また、水分を飲み込む際に鼻に抜けてしまうような感覚があり、嚥下障害も併発している状態でした。
すでに病院でのリハビリを受けていたそうですが、改善が頭打ちになっていたとのこと。
理学療法士のリハビリでは、筋力回復や動作訓練が中心で、言語や嚥下といった細かな機能へのアプローチが限定的だったそうです。
延髄と脳幹、そして首の調整
氣功整体の観点では、構音や嚥下に関わる機能は「延髄」や「脳幹」に強く関係しています。
延髄は、言語・発声・嚥下などの重要な反射機能を担っており、呼吸・心拍・消化などとも密接に関係します。
また、頸椎の上部(C1・C2)や後頭骨の動きが悪くなると、延髄への圧迫や血流障害を引き起こす可能性があるため、そこに着目した施術が重要になります。
初回の施術で感じた変化
初回の施術では、
- 脳幹と延髄につながるC1・C2の歪みの調整
- 後頭部〜首にかけての氣の流れの通し
- 鎖骨下と脇下の詰まりの解除
を丁寧に行いました。
施術後、「息が鼻から抜ける感じが減って、話しやすくなった」との感想をいただきました。
「パピプペポが少し出しやすくなった気がする」という、わかりやすい変化も。
嚥下障害に対する氣功整体のアプローチ
二回目の施術では、嚥下障害(水が飲みにくい)に対するアプローチに重点を置きました。
嚥下には、首前面から胸郭の上部にかけての軌道の開きや、鎖骨〜脇のリンパの流れが大きく関係していると考えられます。
そこで、
- 首の前側〜胸の上部を丁寧に氣で開く
- 肩甲骨と鎖骨の間の詰まりを取る
- 肋骨の上部の動きを出す
といった調整を行いました。
すると、「とろみをつけなくても水が前よりも飲みやすくなった」とのご報告をいただきました。
自宅でできるセルフケア「パタカラ体操」
氣功整体は施術だけで終わりません。自宅でできるリハビリ的セルフケアとして、「パタカラ体操」をおすすめしています。
パタカラ体操とは?
「パ・タ・カ・ラ」と、口を大きく動かして発声するだけのシンプルな体操ですが、
- 舌や唇、喉周りの筋肉を刺激
- 飲み込みやすさ(嚥下力)を向上
- 言葉の明瞭さを改善
といった効果があります。
やり方の一例:
- 椅子に座って姿勢を正します。
- 大きく「パ」「タ」「カ」「ラ」と、1音ずつゆっくり発音します。
- 10回ずつ、合計3セットが目安です。
※最初は疲れるかもしれませんが、毎日続けることで筋肉が再教育され、改善につながります。
後遺症に悩む方に氣功整体という選択肢を
脳梗塞の後遺症は、回復が難しいと言われがちですが、
「氣の流れ」と「骨格の調整」という観点からアプローチすることで、まだ可能性があると私は信じています。
病院だけでは限界を感じている方にこそ、氣功整体という選択肢を知っていただきたい。
一人で抱えず、ぜひ一度ご相談ください。
吉原氣療院のご案内
施術内容・料金(税別)
- 60分コース:10,000円(=税込11,000円)
- 90分コース:14,000円(=税込15,400円)
- がんケアコース(90分):20,000円(税込)
- 初回お試し(30分):3,000円(税込)
- 回数券(60分コース)
- 6回券:55,000円(税込)
- 12回券:99,000円(税込)
- 回数券(90分コース)
- 6回券:81,400円(税込)
- 12回券:143,000円(税込)
営業時間
9:00〜21:00(不定休)
予約方法
お電話にてご予約ください。
詳しくはホームページをご確認ください:
https://yoshihara-kiryouin.com

吉原氣療院では、まだ氣功を試されていない方に
初回限定のお試しコース、30分3,000円
で提供しています。
薬を使わず、体が本来持っている機能を回復。ぜひご利用ください。
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