直すより“戻す”氣功整体の力｜吉原氣療院が目指す本当の健康

こんにちは。
山梨県富士川町の氣功整体「吉原氣療院」の院長、吉原由行です。

「氣功整体って、普通の整体とどう違うのですか？」
初めて来院された方から、よくいただく質問です。

氣功整体とは何か？そのルーツと特徴

氣功整体とは、東洋医学の考え方をベースに、
氣（エネルギー）の流れを整えることで、体本来の力＝自己治癒力を引き出していく施術法です。

西洋医学や通常の整体が「悪い部分を治す」のに対し、
氣功整体は、生命エネルギーの滞りを整え、“本来の状態に戻す”という考え方が基本です。

これは単なるスピリチュアルや感覚の話ではありません。
東洋医学においては、体内を巡る「氣」「血」「水」の流れが健康の要とされており、
その氣の通り道（経絡）が滞ることで様々な不調が現れると考えられています。

氣功整体では、筋肉を揉みほぐすよりも先に、
氣の流れが滞っている原因そのものを見極めてアプローチします。

手を当てるだけで、なぜ体が変わるのか？

吉原氣療院で行う氣功整体では、
「ただ手を当てているように見えるのに、なぜか体が軽くなる」
「揉んでいないのに肩こりが取れる」
という声がよくあります。

その理由は、氣の流れを読み取り、通すことに特化しているからです。

例えば、あなたの体の中にある電気回路のようなもの――
それが経絡です。氣功整体では、その回路の断線や詰まりを見つけて整えます。

この氣の流れが整うと、筋肉も内臓も神経も、自ら“正しい働き”を思い出すように回復していくのです。

実際の施術で起きる“不思議な反応”

例えばこんなことが、日常的に起こります。

・足首や手首に軽く触れた瞬間、内臓が「グルグル」と動き出す
・首を整えているだけなのに、呼吸が急に深くなる
・施術後、心が落ち着き、不安感が消える

これらはすべて、氣の滞りが取れたことで、
体が“元の状態”に戻ろうとする自然な反応です。

中でも、お腹がグルグルと鳴る現象はとてもわかりやすく、
内臓の動きが回復したことを、体自身が音で教えてくれているのです。

施術後に「だるくなる」のはなぜ？

また、施術を受けた方の中には、
「帰ってからすごくだるくて、昼寝してしまった」
という方が少なくありません。

これは体が回復しようとしている正常な反応で、
氣の巡りが良くなったことで、血流やリンパに乗って老廃物が一気に流れ出すためです。

特に腎臓には大きな負担がかかります。
老廃物をろ過して尿として排出するため、
一時的に疲れや眠気が出やすくなるのです。

これを西洋医学ではデトックス反応、
東洋医学では瞑眩（めんげん）反応と呼びます。

対処法は？――水を飲むことが一番！

このだるさを最小限にするために、私はいつも
「施術後はたっぷりお水を飲んでください」とお伝えしています。

水をしっかり摂ることで、
老廃物がスムーズに尿として排出され、
だるさも数時間〜半日でスッと抜ける方が多いです。

これもまた、体が“戻ろう”としているからこその自然な過程です。

「治す」ではなく「戻す」――氣功整体の真価

氣功整体は、体の一部を治そうとするのではなく、
全体のエネルギーバランスを整えることによって、
その人が本来持っている自然治癒力を引き出す施術です。

「ここを治してください」ではなく、
「自分の中にある健康を取り戻す」という考え方。

その結果、
・呼吸が深くなり
・お腹が自然に動き出し
・ぐっすり眠れるようになり
・気持ちまで前向きになる

そういう変化が、何よりの証拠です。

まとめ｜氣功整体を通じて「本来の自分」に戻る

不調とは、体が発している小さなSOSです。

氣の滞りに気づき、
それをやさしく整えてあげることで、
体は驚くほど素直に、本来あるべき状態に戻ろうとします。

氣功整体は、そのサポートをする「調律師」です。

心地よく、軽やかに、元の自分に戻っていく。
そんな体験を、ぜひ一度味わってみてください。

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